タローさんちの、えんがわ

「音楽をする」って、 「音楽的に生きる」ってこと

3月7日、「踊って旅する世界の国々」スペシャル企画!

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3月7日(土)!いよいよ。

 

2019年春からの講習会で登場した、アルメニアアルバニアルーマニアハンガリーブルガリアギリシャ、トルコ…などの国々の「手をつないで、輪になって踊る」ダンスが、一挙に体験できるスペシャル企画。

 

しかも地元京北の野菜を使った超美味しい「にじいろごはん」プレート付きで、スイーツや飲み物も並ぶ予定。海外でのダンスパーティーのように、生演奏で踊って、時折食べたり飲んだりしながら、楽しく過ごす時間。15時から19時まで、ゆるゆるとやる予定♫

 

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全く初めての人でも大丈夫!どのダンスも、改めて習うことが出来て、この日バッチリ覚えて帰れるはず。にじいろごはんプレートや、飲み物の準備もあるので、「参加できそうな方は、ぜひ早めにご連絡を」!

 

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さて。僕は子供の頃から世界各地の音楽に興味をもって演奏してきたけれど、その大半は、一部の人たちではなく、誰もが歌えるように生み出された民謡で、誰もが踊れるように生み出された舞曲だった。

 

多くの人が身体を動かし、大きな波をその場に生み出すために生まれた音楽を、人々の身体の動きから「切り離し」て、その楽曲だけを人前で演奏する文化・風習に、僕は昔から、どこか近代的で都市的で、ある意味「何かを踏み外してしまった」生き方・ものの考え方を感じてきた。

 

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もちろん、ダンスのために生まれた音楽を、楽曲だけで演奏することにも、意味や面白さはある。人前で演奏すること・舞台という装置上で演奏することによって、その場にいる人間を無自覚に「やる側と受ける側に分けてしまうこと」にも、この社会における意味や面白さがあることも、重々分かってはいる。

 

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しかしなんて言うのかな…それって、音楽文化そのものが、どこか寂し気であるようにも思える。もしかしたら、僕たちは生命について、根本的に、どこか勘違いしている。芸能に関して、何かとんでもない思い違いをしている。

 

引っこ抜いた花を、もとの土の上に返してやろう。僕にとっては、そんな企画でもある。

 

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日時…3月7日(土) 15時~19時

場所…あうる京北(京都府ゼミナールハウス)ホール
   京都市右京区京北下中町鳥谷2
   075-854-0216
   ※JR京都駅から、JRバスで終点「周山」まで、周山からバスがあります(お申込み)
   ※車だと、JR京都駅から約80分、JR二条から約60分、

    京都縦貫道「園部」インターから約30分

参加費…1500円(にじいろごはんの、素敵な軽食付き)
 ※お食事の準備がございますので、ご参加の方は
  なるべく早くお知らせください

講師…村澤由香里
生演奏…きしもとタロー(笛など)
    熊澤洋子(バイオリン、歌)
    江口喜代志(太鼓)
    榊間淳一(ギター)  ほか

アルメニアアルバニアハンガリールーマニアブルガリアギリシャ…いろんな国の音楽が飛び出します!