タローさんちの、えんがわ

「音楽をする」って、 「音楽的に生きる」ってこと

京北の新しいフェスティバル「ツクル森(9/23,24)」

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二日間のツクル森を終えて…このフェスティバルを一緒につくったメンバーと


今年から始まった、僕が住む地域・京北の創造的イベント
「ツクル森」。二日間終了後のこの写真を見たら、このイベントが、何ヵ月もの準備の間に、僕たちの中で何を育んできたのか、そしてイベント当日に集まった人々との間で、どんな空気を生み出していたのか、そしてこのイベントが今後未来に向けてどんな可能性を秘めているのか…を、改めて感じさせてくれる


僕はタイプ的に(?)、昔から「一人で考え、一人で行動し始め、一人で行動し続ける」ということが多い人間だったけれど、このイベントには立ち上げの時点から、様々な人たちとのやり取りを通じて企画から関わらせてもらったおかげで、「お互いを知っていく過程と、共同で何かを創っていく過程」を、同時進行で体験することが出来た。自分以外の誰かと出会い、何かを一緒に創り上げてゆくということの面白さや価値を、改めて学ばせてもらったような気がする。普段の仕事とは、また異なる感覚で。

 

一日目は「アイリッシュ・セッション」と、バスクの楽器を模して京北の杉材で作った楽器・京北チャラパルタでの「楽器ワークショップ」、ハンガリーのチャンゴーのダンスとアルメニアのダンスをとり上げた「世界のダンス・ワークショップ」、自分のユニットでの「世界の音楽ライブ」に出演、二日目は京北在住のフェイランさんが作った、京北の森を題材にした絵本「家守の木」の、読み聞かせライブに出演。

 

フォークダンス」のワークショップでは、会場にやってきた様々な人々が参加し、音楽と踊りを楽しんでくれたおかげで、今後この地域で定期的に開催しようと計画していた「世界の踊りを楽しむ会」の、記念すべきスタートが切れたような気がする。

 

「絵本・家守の木」の読み聞かせライブでは、このお話のために作ったテーマ曲「家守の木」を、約1年ほどの間に地元の人たちが様々な催しで集まっては歌ってくれるようになったおかげで、この舞台では既に僕の手を離れて、「みんなの歌になった」と感じさせてもらった。

 

来年の「ツクル森」は、9月22日・23日。「世界の踊りを楽しむ会(京北タンツ・ハーズ)」や、「家守の木」のCD化をはじめ、来年のツクル森につながってゆく企画や催しが、幾つか計画されている。今から楽しみ。

 

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スロバキアのフヤラは、大人気

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この日の「家守の木」合唱団の皆さん

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色んな人が歌っているからこそ、醸し出される良さってあるなぁ…と改めて。

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フォークダンス・ワークショップでの舞台

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いろんな人たちが踊ってくれて、演奏している我々も楽しい

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夜の「世界の音楽ライブ」でも、再び踊りコーナーが…

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チャンゴーの人々や、アルメニアの人々は、これ見たら驚くだろうなぁ…